

3年間継続プログラム始動 !
経営塾『 実践者から学ぶ“生きた経営 第1ステージ 』
進化して再スタート!
秋の経営塾では、4名の実践者が「生きた経営」をテーマにレクチャーを行います。
それぞれが迷いながらも歩んできた道のりの中で得た気づきや、数字・投資・目標設定といったリアルな視点を共有します。
酪農経営の現場で日々向き合っているからこそ語れる、実践的なヒントが詰まった内容です。
株式会社アレフ元副社長・佐藤琢磨さんをゲストにお迎えし、「びっくりドンキー」の成長を支えてきた経営戦略や組織づくりの経験から、酪農にも通じる“経営の本質”を学べる貴重な機会です。
単なるノウハウの習得ではなく、経営の視点を磨き、未来を切り拓く力を養うことがこのプログラムのゴールです。3年後、自立した強い経営者になるために、ぜひご参加ください。
日 時 : 2025 年 10 月 29 日(水)―30 日(木)
会 場 : ポンピラ・アクア・リズイング 中川町字中川 439−1
牧場視察: 丸藤牧場 中川町 (牧場訪問は、経営塾終了後のオプションとなります)
定 員 : 20 名
※酪農・畜産・農業従事者を最優先いたします。
新規就農希望者・継承者、放牧への転換を希望される方も対象です。
また、これらをサポートする立場の方につきましては、人数に制限がございますのでご了承ください。申込書には、参加を希望する理由などをご記入ください。受付事務局からの回答をもって正式決定といたします。
受付期間: 2025年8月18日(月)ー9月30日(火)
塾 費 : 18,000円 (一般・学生|夕食付き) *宿泊代は含まれません
宿泊代 : シングルユース 10,000円 (一般・学生|朝食付き)
* 2人・3人/1部屋ご利用の場合は料金が異なります。お問合せください。
牧場見学: 3,500円 (一般・学生|昼食代含む) *オプション
申込方法 Googleフォームからお願いします。https://forms.gle/9jRuGMco1MHxSKPq9
[主催] 創地農業21 [後援] 中川町
講師紹介
高原 弘雄 氏(天塩町|高原牧場 代表)
放牧酪農のリーダー的存在として、草地の科学的管理と経営効率の向上に取り組み、全国から注目を集めるモデル経営を実践。親からの事業継承時には赤字経営でしたが、確固たる覚悟と戦略により黒字化を達成。天候や外部要因に左右されない強い酪農経営へと転換しました。スクールでは、自らの経験をもとに、経営改善の背景にあるマインドセットの重要性について語っていただきます。

丸藤 英介 氏(中川町|丸藤牧場 代表)
横浜出身。大学卒業後に酪農家を志し、道北での実践経験を経て2008年に中川町で就農。家族との暮らしを大切にしながら、放牧を基盤とした循環型酪農を実践しています。低コストかつ効率的な飼料供給や、牛と人双方の健康を重視した観察の重要性を全国に発信。経営者として「まず経済を整えてから夢に挑む」姿勢を持ち、そのために必要な具体策をお話しいただきます。

池田 辰実 氏(浜頓別町|池田牧場 代表)
先代から受け継いだ放牧哲学を礎に、泥炭地改良や土壌微生物の活性化など、自然と共存する持続可能な酪農を追求する3代目。近年は経営規模拡大や機械更新、人件費増、個体販売価格の下落などが重なり、厳しい経営環境に直面。コロナ禍を経て、自らの経営バランスやマネジメントの在り方を見直しています。今後の方向性や再建への取り組みについて、率直に共有していただきます。

宇野 剛司 氏(天塩町|宇野牧場 代表)
「世界最高の牛乳」を目指し、健康な牛と牛乳を理念に230haの放牧地を有機JAS認証のもと管理。有機的で自然に根差した酪農を追求し、夢と経済性、投資、将来展望を見据えた経営を展開しています。スクールでは、自身の経営経験から得た放牧管理や財務面の具体的な知見、そして独自の経営哲学を披露します。参加者にとって現場感あふれる学びの機会となるでしょう。

柳瀬 兼久 氏(雪印メグミルク株式会社 酪農総合研究所)
酪農現場の課題解決や生産効率向上に向けた研究・指導を行い、全国の酪農家を支援。今スクールでは経営改善の第一歩となる「クミカン制度」の歴史や特徴を解説します。

佐藤 琢磨 氏(株式会社アレフ 元取締役副社長/創地農業21 相談役)
1976年に現アレフへ入社以来、「喜びといのちを育むマーチャンダイジング」を掲げ、ポーク・ビーフ・野菜・コーヒーなど多岐にわたる食材調達を担当。国内外の生産現場と向き合い、持続可能な食の供給体制の構築に尽力してきました。スクールでは、幅広い経営視点や人材育成の観点から、参加者の視野を広げる助言を行います。
